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適当に、テキトーに

またね

 

 

 

 

大好きなふうちゃんと

さようなら、してきた。

 

 

 

小さな骨壷に入ってた。

もう触れられない。

撫でてあげられない。

一緒にお散歩に行けない。

 

 

 

うちへ来てくれてありがとう。

 

 

わたしが、名前をつけたんだよ。

 

 

小さくて、まだお外に出れない時、

私の部屋で一緒過ごしたね。

 

 

ベッドで一緒に寝ようとしたら、

親に怒られたり、

お転婆さんだったから、

大人しくしてくれなかったりしたけど

それがたまらなく可愛かったね。

 

 

専門学校が始まってから、

なかなか一緒にお散歩したり出来なくなって

アシスタント時代なんて、

全然実家へ帰れないから会えなくて

 

 

でも、私が実家に帰る理由は

いつもふうに会いたいからだったよ。

 

 

あなたがいたら、

私は実家へ帰れていたよ。

 

 

 

ありがとう。

 

 

 

 

二年前、コロナが流行り始めた時

都内へ戻ることになった日に

親から突然、あなたの病気を告げられて

めちゃくちゃ泣いたの覚えてる。

 

 

 

あれから、2年、体が弱っていく中で

頑張って生きてくれてありがとう。

 

 

たくさん苦しい思いしたかな

痛かったかな

 

 

それでも、この時まで生きてくれてありがとう。

 

 

 

あなたがうちへ来てくれた理由が

とてもわかった気がします。

 

 

 

ふうがいてくれたから、

楽しかった

小さい頃おじいちゃんの家で飼ってた犬が

死んでしまった時に、すごく悲しくて

もう動物飼いたくないってお父さんに話したの

今でも覚えてる。

こんなに悲しい気持ちになるなら、

飼わない方がいいって怒鳴ったの。

 

 

 

それでも、あなたが来てくれた、

お父さんがどうしても飼いたかったって。

 

 

 

今だって、とてもとても悲しいけれど

それでも、間違いじゃなかったなって

あなたが来てくれて良かったなって

心からそう思ってるよ。

 

 

 

だから、たくさんたくさんありがとう。

とても、とっても大好きだよ。

 

 

 

 

向こうで、元気に過ごしてね。

走り回って、遊んで、たくさん寝て、

いつかまた会おうね。

 

 

 

ふうに似合うと思ったお花。

オレンジ色のお花。

 

 

 

また、お花持って会いに行くね。

 

 

 

 

だから一旦、さようならしよう。

 

 

 

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