私のデータフォルダ

適当に、テキトーに

フォルダ

 

 

 

 

今日は嬉しいことがあった。

 

 

 

 

誰かの中に私が残っていた。

私という存在が人の記憶の中で息をしていた。

 

 

 

 

言葉に表してそれを私に向けて伝えてくれる。

こんなに嬉しいことはない。

 

 

 

 

 

そして、それと同じくらい悲しいこともあった。

 

 

 

 

 

あの人の中から、私がどんどん死んでいく。

 

 

 

 

消されていく。

目の当たりにしてしまう。

 

 

 

 

 

 

こんなに両極端なことが

一日で起きた。

 

 

 

 

 

 

人って不思議で嬉しいことも忘れないけれど、

悲しいことの方が記憶に残る気がする。

 

 

 

 

なんでなんだろうね。

嬉しいことだけ覚えていれば幸せなまま過ごせるはずなのに。

 

 

 

 

でも、悲しいとか寂しいとか悔しいとか

そういう気持ちがなければ成長もできないよね。

 

 

 

 

感情がなければ楽だけど、

感情がなければ楽しくない。

 

 

 

 

生きるのがむずかしい。

生きることが苦しい。

 

 

 

 

 

それでも、任された仕事を捨てられず

今日もまた私は働く。